太陽神アマテラスとは対極ともいえるのがこの月の神。
イザナギの禊のときに右目から誕生した三貴子の一柱だ。
父であるイザナギから「夜の食国」、すなわち夜の世界を統治するように命じられるが、神話に登場するのはこの時だけだった。
月読命は、農耕の神であるとともに海神としても信仰されている。
これは月が潮の満ち引きを左右することと関係しているからだと考えられる。
それ以外にも「月を読む」と読めることから暦や占いの神だともされているようだ。
余談ではあるけど、右目から生まれたのが「月読命(つくよみのみこと)」
左目から生まれたのが「天照大御神(あまてらすおおみかみ)」
鼻から生まれたのが「建速須佐之男命(たけはやのすさのおのみこと)」
その他にも脱ぎ捨てた衣服や所持していた物から生まれた神もたくさんいるのだ。